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2026.4.27

《第32回賢者の朝ごはんレポート》自分の「感覚」を眺める技術

#ワーカー#ワークショップ#健康経営#品川駅港南口

SPROUND「賢者の朝ごはん」で学ぶメンタルコンディショニング

品川・港南エリアのシェアオフィス「SPROUND」では、朝の時間を活用して心身を整える「賢者の朝ごはん」という取り組みが行われています。
今回の集まりで語られたテーマは「自分の感覚の眺め方」。

最新の画像生成AIが本物と見分けがつかないほど進化する時代だからこそ、あえて自分という人間の内面に目を向ける。そんな知的で穏やかな朝のワークショップの様子をお届けします。

学校では教わらない「生きるための3大要素」

今回、GRIT NATIONの林さんは、現代を楽しく、そして賢く生き抜くために欠かせないポイントとして、学校教育ではこぼれ落ちがちな3つのテーマを挙げました。

お金:生活の基盤となる知識。
人間関係:社会生活の質を左右する要素。
健康:人生の質(QOL)の土台となるもの。

特に健康に関しては、栄養・睡眠・運動という基本に加え、アスリートも実践している「コンディショニング管理」の考え方が重要になります。

「主観」という最も曖昧なデータ

トップアスリートの現場では、以下の3つの要素を掛け合わせて選手のコンディションを判断しています。

主観:本人がどう感じているか。
客観:スマートウォッチのデータ、体重、体温、唾液中のストレスホルモン(コルチゾール)など
第三者の目:コーチやパートナーからの視点。

この中で最もコントロールが難しく、かつ重要なのが「主観」です。日本人はつい「大丈夫です、頑張れます」と主観を押し殺してしまいがちですが、自分の感覚が曖昧なまま限界を超えると、メンタルが崩れるリスクが高まってしまうのだそうです。

実践:思考を因数分解する「ジャーナリング」

ワークショップでは、自分の主観を可視化するために「ジャーナリング(書く瞑想)」が行われました。参加者は配布されたワークシートに、以下の手順で書き込みを進めます。

Step 1: 「うまくいっていること」と「いないこと」の書き出し

最近の生活の中で、流れが良いと感じる感謝すべきことと、モヤモヤして流れが悪いと感じることを、箇条書きで自由に書き出します。

Step 2: 今日のテーマを決定

書き出した中から、今日向き合いたいテーマを1つ選びます。解決が難しそうな大きな問題である必要はありません。

Step 3: 要素の因数分解

選んだテーマについて、さらに4つの視点で整理します。

要素と原因:何が要因となっているか。
②感情の動き:それに対して自分はどう感じ、反応しているか(怒り、嫌いなどの本音を隠さず出す)。
③外部要因(コントロール不能):環境、他人の言動、自分では変えられない状況。
④内部要因(コントロール可能):自分自身が選べる行動や捉え方。

Step 4: 今日できるアクション

最後に、自分でコントロールできることの中から、今日から実行できる小さな一歩を具体的に決めて宣言します。

反応を選ぶ能力”Responsibility”

「責任(Responsibility)」という言葉は、Response(反応)とAbility(能力)の組み合わせです。環境(外部要因)を変えることは難しくても、その環境に対してどう反応するかを自分で選ぶことこそが、真の責任であり、自由への鍵となります。

ワークの後は、参加者全員で体に優しい「朝ごはん」を囲みました。 今日は野菜や具材をたっぷり使った甘くない食事ケーキ、”ケークサレ”港南のビル群が動き出す前、自分自身の感覚を丁寧に眺める時間は、参加者にとって一日を賢く生き抜くための確かな指針となったようです。

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