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2025.12.1

品川国際映画祭 2025 開催レポート

#ナイトタイム#品川インターシティ#品川セントラルガーデン#品川駅港南口#屋外イベント#映画

11月10日(月)から始まった第7回品川国際映画祭
初日の夕暮れ、品川インターシティの屋外広場は、すでに柔らかな光に包まれていました。

幕開けを飾った光のセレモニー

初日の夜は、アウトドアシアター空間にぴったりの特別なトークショーからスタートしました。俳優の方をお呼びしたセレモニーでは、俳優という立場から見たショートフィルムの魅力や、今回の品川国際映画祭で上映される作品の見どころまで、ここでしか聞けない貴重な話がたくさん飛び出しました。

トークセッションの後は、品川インターシティのクリスマスイルミネーション点灯カウントダウンを開催。ゲストと観客が一緒にカウントを重ね、掛け声とともにセントラルガーデンが一斉に輝き出しました。

作品と対話する2つのシアター

今年のテーマは“私たちがつくる、より良き未来”。
“PRAY Theater”では、世界中から集められたショートフィルムを続々と上映。フィンランドの感動作『白いブランケット』や、オーストラリアの社会派ドキュメンタリー『雨ごい』など、
国も文化も背景も異なる作品たちが、私たち観客の心をまっすぐに揺さぶります。

もうひとつの会場は “CREATOR’S Theater”
制作チームや監督によるトークセッションでは、映画に込められた想いや背景を直接聞くことができ、深い余韻が生まれました。

炎のあたたかさに包まれた、ピザ作り体験とファーマーズマーケット

最終日の11月15日(土)には、採れたて野菜で作るピザ作り体験&ファーマーズマーケットも開催。会場の中央にはアースオーブンが設置され、真っ赤に輝く火を囲みながら、みんなで生地をのばし、選んだ旬の野菜をのせていきます。

オーブンから立ちのぼる香りとパチパチと弾ける薪の音、焼きたてのピザを頬張る瞬間に広がる幸せ。火のゆらめきと夜風が重なって、まさに特別な時間が流れていました。

会場にいた誰もが笑顔で、映画だけでなく「同じ火を囲む体験」が生み出す温かい連帯感を感じられるひとときでした。